今年の5月で5歳になった娘。
最近は身長も急激に伸びてきているし、顔つきも日を追うごとに少しずつ大人っぽくなってきています。
ちょっと前まではいかにも幼児っぽい話し方だったのに、最近は少し理屈っぽかったり、凝った言い回しを使ったり、
ちょっと間違った事を言ったりすると、鋭く突っ込まれて。
1本取られた!💦
そんな時も少しずつ出てきました。
3歳の時に母親が大きな病気を患って、生活は一変したし、
4歳の時に母親を亡くして、娘の精神的なショックは計り知れなかったと思います。
この出来事が、彼女の成長に何か悪い影響を及ぼすのではないか。
当初は嫌な想像をした時期もありましたが、今のところは心身共に健やかに育ってくれているのかな、と感じています😊
嫁さんが亡くなって間もない頃は、
「ねえ。何でママ死んじゃったの?」
「人は死んじゃうとどうなるのかな?」
とよく聞いてきました。
私はふざけず真面目に答えてきましたが、娘の中ではある程度消化出来たのでしょうか。
最近は満月を見ると、
「あ、お月様綺麗だね!ママもあそこで元気にしてるかなぁ。」
何て無邪気に話してくれます。
きっと大人になるにつれ、色んな葛藤が駆け巡るのだとは思いますが。
今は明るく元気で、母親を亡くしたショックは感じられません。
そんな娘ですが、久しぶりにドキッとする質問を私にしてきました。
夕食を食べ終え、息子は先におやすみ。
リビングで私とお義父さんと娘の3人で、テレビを見ながら寛いでいたとき。
「ねぇパパ。人生最後の日に何がしたい?」
えっ!?
唐突に言われたので戸惑いました。
そして。
やっぱりママが死んだ事がまだ頭の中にあるんだ。。と感じました。
後ろ向きな質問では無かったので、別に良いっちゃ良いのですが、5歳の女の子にそんな事を聞かれるとやはりドキッとします。
変な空気になって、
「それはパパじゃなくてジィジに聞いて〜。順番待ち的にこっちが先だから。」
お義父さんがフォローしようとしてくれました。
娘は気にせず笑顔で、
「あのね。私だったらね。思い出をいっーぱい作るんだ。それが最後の日だったらいいな。」
。。
嫁さんの死を連想して固まってしまった私でしたが、娘は無邪気にニコニコしていました。
どうやらそこまで気にする必要は無さそうです。
人生最後の日に何がしたい?
うーん。
どうしても嫁さんの最後の日と重ねてしまう。
やっぱり家族に囲まれて穏やかに看取られたいかな。
それで美味しい物を食べて、少しだけお酒を飲めれば十分。
それにしても娘からそんな哲学的な質問がよく出てきたな。。
これも成長ってやつかな。
「ねぇパパ!ヒカキンとセイキンが新曲出したの知ってる?ほら見て見てカッコいい!」
ん?あの二人歌も歌えるのか?
流れるYoutubeをボーっと見ていると、
「もしも今日が人生最後の日ならば
悔いのない人生を過ごしたと言えますか?」
「ね?歌詞もカッコいいでしょ!?」
娘は大喜び。
あの質問。。
ここから来てたのか!?😱
Youtubeにボキャブラリーを育てられている事を複雑に思いながらも、
こんな深い言葉の意味を理解出来るなんて、やっぱり成長したなー、と思いました😉
ちなみに新曲は「今」というタイトルだそうですが、確かにいい曲でしたし、MVも格好良かったです。
恐るべし。
ヒカキン&セイキン!