カミングアウトの難しさ - さっさんのふんばる子育て記

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闘病記

カミングアウトの難しさ

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2017年9月9日。

自分が病気になった時。
大事な人が病気になった時。

ましてや命に関わるような病気になって、自分が死ぬかもしれない状況になった時や、相手がそうなった時。

 

自分を取り巻く人間関係の中において。

誰にどこまでの話をするか。

 

この時。

深刻に考えなければならない時期が来ていました。

 

自分が置かれている状況を自ら進んで言う必要はありません。

相手に無用な心配をさせてはいけませんから。

 

でも、闘病生活に入る上でどうしても伝えておかなければ、支障が出てしまう人達には伝えねばなりません。

 

当たり前ですが家族。

私の場合は休職が必要になりましたから。
私の会社の仕事仲間。

 

学生時代からの友人。

 

母親であるからこそ生まれた新しい人間関係。

ママ友。

 

私は学生時代からの友人には、誰にも打ち明けませんでした。

ただ一人を除いて。

小学校から大学までずっと同じだった幼馴染がいて。

そいつには打ち明けていました。

 

妻の場合。

学生時代からの友人とは
度々会う機会はあっても。

「忙しい」
「体調が悪い」

などを理由にして接触を回避出来ましたから。

誰にも打ち明けていませんでした。

 

一番扱いが難しいのが。

ママ友。

現在進行形で関わりがある人達。

 

妻の病気が分かった時。

同じマンションに住むママ友にはすぐに打ち明けていました。

同じ月齢の子を持つママの間で生まれた新しいコミュニティは、妻の生活の中心になっていました。

 

ただ。

 

癌になったということ。
手術をし、その後抗がん剤治療をしていること。

それ以外の情報は話していませんでした。

 

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同じマンション内に住んでますから、たまにすれ違います。

当然元気そうに振る舞いますから
黄疸が出始めて、余命1カ月だなんて知る由もありません。

 

何も知らないママ友は。

「あれ?もしかして3人目?おめでとー!」

なんて気軽に声をかけてきます。

 

妊娠じゃなくて腹水です。

なんて言えません。

 

同じ幼稚園のママ友には全く打ち明けていませんでした。

 

状態が急落した時期。
たまたま夏休みに入っていたのと。

私が休職して、上手くサポートをしていたので誤魔化せていました。

この旦那、仕事しなくて大丈夫なんだろうか。
と不信に思っていたでしょうけど。。

 

この日。
妻はマンションのママ友の集まりに参加するつもりでした。

同じマンションに過去住んでいて、宇都宮に引越した仲の良いママ友が遊びに来るということで企画された会。

 

この時に妻は打ち明けるつもりでした。

自分が置かれている状況を。

 

余命なんて言葉は使うつもりは無かったと思いますが。

妻は友人に会うのは最後になるかもしれないと分かっていたと思います。

 

近くのサイゼリヤで共通のママ友を集めてランチをする予定でした。

 

ところが。

「今日のランチ会。○○ちゃんも呼んだから〜。よろしくね。」

 

こんな連絡が入りました。

 

○○ちゃんは妻は知らないママ。

共通の事情を知っているママ友だけの集まりではなくなった事を知った妻は。

すぐに欠席の連絡を入れました。

 

久しぶりに遊びに来た友人に会いたかったでしょうし。

仲良くしてくれたママ友達にちゃんとお話をしたかったでしょうけど。

 

タイミングが悪く。それは叶いませんでした。

 

カミングアウトの難しさ。

 

身をもって知りましたが。

 

どんなタイミングだったとしても。

みんな事情を理解してくれて。
一緒に悲しんでくれました。

 

周りの人達に支えられて生きている。

私も妻も。

友人に恵まれて良かったと思います。

 

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