崩れた肝臓 - さっさんのふんばる子育て記

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闘病記

崩れた肝臓

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2017年8月22日。

待ちに待った抗がん剤治療の再開も。

白血球数とCRP値の異常により断念。

 

それどころが入院を余儀なくされ。
抗生剤点滴の毎日。

 

白血球数とCRPは依然として高値が続き。
抗がん剤治療再開の目処は立たず。

 

黄疸を示すビリルビン値も基準値を超え始め。

二度と立ち止まることが出来ない下り坂を転げ落ち始めていた。

 

一度は消失したと思われたお腹の張り。
腹水。

高濃度ビタミン治療は再開出来た。

が、一回の治療でお腹がパンパン。

妻の体に何が起きているのか。

 

主治医と相談した結果。

造影剤を使ったCT検査を行う事にしました。

 

前回行ったのは7月26日でしたから。

約1カ月ぶりの検査になります。

肝臓の腫瘍は増大し。
大量の腹水が発生している。

ビリルビン値も上がっていたので。

胆管周辺の腫瘍が増大し、
胆管を閉塞するまでになっているだろうと予想されました。

でもここで、意外な事実が判明します。

CT検査での肝臓の画像を以下に載せます。
造影剤を使っているのでかなり鮮明です。

気分が悪くなられる方がもしいれば、ここから先は読むのをおやめ下さい。

 

 

 

画像の上部がお腹。
下部が背中です。

これは肝臓のやや上の画像です。

 

お腹の皮膚と肝臓の間の黒いスペースが腹水の部分です。

少しではありますが腹水が存在します。
でも思った程ではありません。

 

こちらは肝臓のやや下の方の画像です。

こちらに腹水が多く溜まっているかと思いきや、意外な事にこちらも腹水はそれほど多くはありません。

 

つまり、

妻の臨月のようなお腹の張りの原因は。
腹水のせいではない。

 

では何なのか。

 

7月に撮ったCT検査の画像と比較すると一目瞭然でした。

 

肝臓の形が崩れている。

腫瘍が増大して、
お腹の方に大きくせり出してきている。

 

この角度から輪切りにして見た肝臓は、綺麗な楕円形をしているのが普通なのですが。

 

形が崩れ、
三角形の形に近づいていました。

 

抗がん剤治療再開の前日に。
エコー検査で腹水はほぼ無いと診断された理由が分かりました。

この時は腑に落ちなかったのですが。

たしかに発生はしているものの。
本当に腹水はほぼ無い状態だったのです。

もう混乱して何が何だか分からなくなりました。

腹水が無い。

高濃度ビタミン治療をやったら、明らかにお腹が腫れてきたのに。

これは腹水じゃなく肝臓が肥大していた?

高濃度ビタミン治療のせいにしていたけど、腹水との因果関係は無かった!?

 

肝臓の肥大は。

腹水の発生以上に。
恐ろしい事実だと悟りました。

 

腹水が溜まったら、CART治療で腹水を抜けば楽にしてあげられる。

そう思っていたのに。

抜けるものが無い。

 

妻のお腹は。
腫瘍が増大して形が崩れた肝臓の影響で。

パンパンのままでした。

 

このまま終わるのか。。

何も出来ずに死を待つしかないのか。

一発大逆転の思想。

 

最後の望みをかけて。

 

国立がん研究センター。
遺伝子治療。

 

妻を救いたい。
わずかな可能性でも。

賭ける意味はきっとある。

 

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