最後の金魚と娘の涙 - さっさんのふんばる子育て記

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子育て記

最後の金魚と娘の涙

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我が家には2匹の金魚がいました。

ペットショップで買った訳ではなく、近所の商店街の夏祭りの金魚すくいで出会いました。

 

去年の夏の事。
だいぶ癌の進行が進んで、腹水が溜まり始めていましたが、まだ嫁さんが何とか出かけられる時期でした。

その時は珍しく5匹もすくうことが出来て、嫁さんと娘で喜びました。

その後、すぐに3匹が死んで2匹が残りました。

結構長く生きてくれました。

 

今年3月に1匹が死に。

つい先日最後の1匹も死にました。

 

死んでいた事に最初に気付いたのは、私が在宅勤務中でしたから、娘が保育園から帰ってきたら、金魚が死んでいた事を報告しようと思ってました。

 

一緒にお風呂から出た時。

「あ、そういえば金魚さん死んじゃってたよ。後でお線香上げてサヨナラしようね。」

「へー。そうなんだ。お線香って。別にあげなくてもいいでしょ。そのまま捨てちゃえば?」

。。。

子供だからでしょうか。
結構冷たい表現をする時がある。

「えー。でも死んじゃって可愛そうでしょ!?ちゃんとサヨナラしようよ。」

「えーいいよ。嫌だ。」

「ヤダじゃなくて!。。」

娘の表情が崩れ出したのに気付きました。

 

そして泣き出して。。

「それはママみたいで、嫌だ。」

 

いつも何にも気にしてないようで。

保育園に行く時以外はニコニコして楽しそうにしている娘を見ていると。

自分の母親の事なんて忘れてしまっているような。

やっぱりまだ幼い子供だから。
私が抱える寂しさとは違うのかな、なんて思っていましたが。

そんな事はありませんでした。

 

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私と同じように、寂しさを抱えながらも。

それを周りに悟られないように。

我慢して生きてるんだなって。

芯の強い子。
母親そっくり。

 

金魚は私の方でお線香あげて葬いました。

夏祭りのこの頃に戻れても。
手の施しようが無かったかもしれませんが。

あなたが育てた娘は。
素敵な子に育ってますよと。伝えたい。

 

可愛い金魚さんは。
そろそろそっちに着いた頃かな。

 

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