高濃度ビタミン再開。摂取した水分は全て腹水となる。 - さっさんのふんばる子育て記

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闘病記

高濃度ビタミン再開。摂取した水分は全て腹水となる。

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2017年8月13日。

骨髄抑制の副作用で緊急入院した妻の体調も回復。

息子もまた、RSウィルスに感染して緊急入院したものの八日間でようやく無事に退院。

また一から治療に臨もうと気持ちを新たにする。

 

しかし。

母親に続いて息子も緊急入院するとは。。

 

もうこれ以上不幸が続かないで欲しい。

だから。

骨転移が見つかり、
乳転移が見つかり、
PET- CTの炎に焼き尽くされるような肝臓の画像を見ても。

不幸と考えれば不幸になる。
だから前に進む事だけを考える。

 

どうせ倒れるなら。
背を向けて倒れるより。
前のめりで倒れたい。

 

戦国武将じゃないけど。

癌が例え恐ろしい悪魔で。
太刀打ち出来なくても。

最後まで諦めたくはありませんでした。

 

だからこそ再開する高濃度ビタミン治療。

 

ペテン師のような院長先生はもはや関係なし。

 

高濃度ビタミン治療が医学的に癌に効果があるかどうな実証されていない事も分かっています。

でも何もしなければ死を待つのみ。
行動を起こせば奇跡が起こるかもしれない。

 

つかめる藁がある事が、
気持ちを前向きにさせてくれました。

 

この日の午前中。

久しぶりに妻は高濃度ビタミン治療を行いました。

 

私は子供達の面倒を見なければならないので、家で待機。

 

特に問題もなく。

体調も良さそうで普通に治療を終え、
妻は家に帰ってきました。

ちなみに医療用麻薬であるオプソは、
いざと言う時に飲む。
と主治医から言われていましたが、

毎日数回。
飲まないと背中の痛みに耐えられない状態になっていました。

 

でもそのおかげで痛みがない。

久しぶりに家族4人で過ごす時間。

 

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穏やかに流れる時間ではありましたが。
妻は500mlのミネラルウオーターをずっと手元に置いていました。

 

「さっきからお水すごい飲んでるけど大丈夫?」

「うん。ビタミンの点滴を打つとかなり喉が乾くんだよね。これ3本目。」

高濃度ビタミンの点滴も。
ビタミンC自体は75gと少ないですが、水で薄められ、1リットルくらいの点滴量になる。

そこからさらにのどが乾いて2リットルくらいの水分を補給する。

 

その水分は通常の体であれば、全て尿や汗などで排出される。

 

ましてや妻は、腹水対策として利尿剤を飲んでいましたから、オシッコが近いのは当たり前。

というか、たくさん出て欲しい。

 

妻がなかなかトイレに行かないだけで、ソワソワしていました。

「そろそろトイレに行きたいはずだろ!」

心の中で念じていました。

 

ビタミン治療の院長先生が言っていた。

「高濃度ビタミン治療と腹水は何の因果関係もありません。」

恥ずかしげもなく良く言えたものだ。

水を入れれば溜まる。
そんな単純な事など、子供でも分かる。

 

再開1回目で。。

 

あっと言う間に臨月のような腹に変わってしまいました。

 

高濃度ビタミン治療をすると腹水が悪化する。

これは間違いのない事実だと思います。

 

ただ、そもそも腹水が発生してしまうほど、状態が悪くなってしまっているのが致命的。

 

癌が縮小すれば腹水が溜まりづらくなる。
癌を縮小させるためには治療をするしかない。
でも治療をすると腹水が溜まる。

という悪循環が生まれてしまいました。

 

妻は副作用が少ない高濃度ビタミン治療を気に入っていました。

私は腹水が溜まってしまうこの治療は止めるべきと考えていました。

 

見るからに辛そうなお腹の張り。

絶対に辛いはず。
だから楽にしてあげたい。

 

でも妻は。
あまり辛くなさそう。

 

どうやら。
つい最近まで妊娠していて。
お腹がポッコリ腫れているのに慣れてしまっていたようです💦

 

意外な所で助けてくれた。
妊娠経験。

腹水が出始めると。
余命3カ月。

以前の記事にもこう書きました。

 

これからお腹だけでなく。

足に浮腫が出始めます。

 

そこまで来ると。
妻も苦痛を訴える状態になります。

 

高濃度ビタミン治療は。
腹水の悪化により即中止。
その効果を実感する事なく終わりました。

むしろ。
腹水を悪化させた。

治療は逆効果だったと言わざるを得ないかもしれません。

 

癌を倒す武器を久しぶりに手に入れたと思ったのに。。

もう武器を上手に扱える体力は残っていませんでした。

 

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